超リアルな江戸を体感しよう!【深川江戸資料館】Fkagawa Edo Shiryoukan

江戸の下町、庶民の生活を知りたいなら「深川江戸資料館」へ

古き良き江戸の魅力が満載の清澄白河

東京都江東区の清澄白河(きよすしらかわ)(KIYOSU SHIRAKAWA)は最近は洗練されたアートやコーヒーの街として注目を集めています。

ですが深川(FUKAGAWA)と呼ばれるこの地域は、その昔江戸文化が栄えた町としても知られています。

この街に深川江戸資料館はあります。

さあ 深川江戸資料館をご案内しましょう。

江戸時代に迷い込んだかのような気分を味わえる深川江戸資料館

いたって普通の建物ですね。この外観のせいで期待値はどうしても低くなります。

ですが、深川江戸資料館には驚きの感動ポイントが多数あります!

最初の展示室は導入展示室になります。

深川にゆかりのある人物と歴史の紹介です。

松平定信(SADANOBU MATSUDAIRA)や伊能忠敬(TADATAKA INOU)などが垂れ幕で紹介されさらに当時の子育ての様子や子供の遊びなども紹介されています。

圧倒的な臨場感

導入展示室を抜けると…地下に降りる階段がここを降りると…

そこに広がるのはなんと実物大の江戸の町並みです。 うわー!!

この地下の吹き抜けの大スペースに江戸の街が実物大で再現されています。

八百屋、米屋、庶民が住んでいた長屋などが立ち並んでいます。

細部まで凝った造りに圧倒されます。

深川は江戸時代にできた埋め立て地です。

今のお台場のような場所でした。

ですので水路が発達していました。

こちらは実際に人や物資を運んでいた船です。

最も多く運ばれたものは当時大変重要だった燃料の「炭」でした。

船着き場の近くにあるのが「ふなやど」です。

「やど」といっても宿泊はできませんでした。

船頭さんのためのレストランと男女が密会をする場所を兼ねていました。

ここでは当時の生活をそのまま感じる事ができます。

演出や小物にも細かいこだわり

鶏の鳴き声や鐘の音や時間の経過で変わる照明など非常に細かい仕掛けが…

しかも季節に応じて木に桜が咲いたり枯れ枝になったりする芸の細かさ。

こちらは雪が積もっていますね。

屋根の上には猫がいます。

名前は実助(まめすけ)(MAMESUKE)です。

なんと「ニャ〜」と鳴きます。

触れて体験できる展示物

深川江戸資料館の楽しみは見るだけではありません。

なんと展示物は触れられます。

ただし一部の展示物は触ったりできないものがありますのでご注意ください。

こちらの天ぷら屋は天ぷらのレプリカがあり手にとることができます。

江戸の天ぷらは串揚げタイプ。

当時はエビが良く売れたそうです。

理由は紅白で縁起がいいという事です。

まさに江戸ですね。

こちらはお寿司屋さんです。

いなり寿司の小物が臨場感たっぷりですね。

解説員のレベルが非常に高い

さらに深川江戸資料館は館内の解説員が素晴らしい。

知識が豊富で建物や暮らしぶりを丁寧に説明してくれます。

長屋に住む家族達の名前や生活が細かく設定されているのがおもしろいですね。

解説員の説明を聞くと更に楽しめますよ。

解説員の方はネームプレートをつけていますので是非案内を頼んでみましょう。

常時ひとりは英語で対応できる解説員がいます。

ですから海外からの方も気軽に訪問できます。

実際にたくさんの外国人の方が江戸深川資料館を訪れています。

江戸はエコロジーシステムの街だった

江戸時代は物が圧倒的に少なかった時代です。

ここでは当時のエコな暮らしぶりを知る事が出来ます。

知恵を出し合いみんなが協力し合って生活していたんですね。

例えば身を採った貝殻はゴミではありません。

実は道路を舗装する素材として売られていました。

無駄なものが無いエコロジーな仕組みで江戸の経済は機能していました。

まとめ

深川江戸資料館は目立たない外観ですが予想をはるかに越えたエンターテイメントに溢れています。

そこには江戸の文化をしっかりと残していくという想いがあります。

深川江戸資料館のまわりは佃煮屋などのレトロなお店や寺院も多いですよ。

深川めしも有名ですね。

知れば知る程奥深いエリアですね。

深川江戸資料館のそばには自然豊かな清澄庭園があります。

天気の良い日はゆっくり散歩をするのもお勧めです。

いかがでしたか?

ぜひ深川江戸資料館を訪れて江戸・下町文化の歴史を堪能しましょう。

GoogleMap

目的地をクリックすると住所や電話番号、目的地経路の検索が表示されます。

深川江戸資料館インフォメーション

住所 東京都江東区白河1-3-28
電話番号 03-3630-8625
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 第2・4月曜日(祝日とかさなった場合は翌日)年末年始休館・臨時休館あり(設備点検・展示替え等)
入館料 一般 400円  小・中学生 50円
最寄り駅 都営大江戸線・半蔵門線 「清澄白河駅」徒歩3分
公式HP https://www.kcf.or.jp/fukagawa/(外部サイトへリンク)

 

 

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