それに驚くことなかれ、なんと海外での試合も多数行われているのです。
アメリカ、フランス、イギリス、そして、彼等がその流れを受けついだメキシコでも！
「みちのく」という名を冠していながら、彼等の活動はめちゃくちゃグルーバルなのです。
４月６日～８日には、ザ・グレート・サスケ選手がアメリカ・ニューオリンズで開催されるGCWに登場します。この週はニューオリンズでWWEのレッスルマニアが開催されるアメリカ最大のプロレスウィーク。サスケ選手は４月６日～８日WRESTLE Conにも登場し、サイン会、フォトセッションを行います。
実は、私の知人である日本大好きのドイツ人がイギリスで行われた、みちのくプロレスの試合を観るために、わざわざドイツからイギリスへ行ったのです。
そのドイツ人曰く
「いやー、本当にプロフェッショナルレスリングの神髄を観たね。アメリカのプロレスって僕にとっちゃ、ショー的な意味合いが強すぎるんだよね。それも悪くはないんだけれど、メキシコの流れをくんだ『みちのくプロレス』は、アメリカのプロレスとは全然違うね。ソウルを感じるわけよ。熱い、熱い、それこそ底から湧き上がってくるような魂の叫びが感じられるのさ。これはあの試合を観た人じゃないと、分からないだろうなー。リングと場内の一体感も半端じゃなくて、自分たちファンも試合に参加している、っていうか、試合を一緒に作っている気分になれるんだよ。あれは本当に感動した試合だったなあ。一緒に行った友人（特にプロレスに興味がなかったドイツ人）もすごく感動して、早速みちのくのファンになったよ！
あと、これは僕が思っているだけかもしれないけれど、みちのくプロレスの試合を観ていると、なんかフライ・トルメンタ（メキシコ出身の覆面レスラー、ファイトマネーで孤児院を運営していた）を思い出しちゃうんだよね。」
日本人だけでなく海外の人の心までとらえて離さない、「みちのくプロレス」の魅力、それは
「皆にプロレスの楽しさ、魅力を知ってもらう」
という愛にあふれていることではないでしょうか？
プロレスは、「男性のためだけの格闘技」、というイメージを払しょくし、皆が観て、一緒に盛り上がれる、最高の舞台を彼らは私たちに提供してくれます。
そんな彼らはファンサービスにも積極的です。
写真や、サインNGの団体がある中、「みちのくプロレス」の選手たちは、カメラを向ければ、積極的に一緒に写真を撮ってくれたり、サインにも快く応じてくれます。
「がんばってください」
と言葉をかければ、
「ありがとう」
の優しい返事が返ってきます。
このファンサービスがファンにとっては、本当にうれしいことなんですよね。
そして、さらにうれしいことに東北地区限定にはなりますが、なんとこの熱い「みちのくプロレス」をイベントで呼ぶこともできます。
例えば●学園祭 ●自治体のイベント ●結婚式 ●修学旅行 ●デパート ●スーパーの販売促進 等のイベントに呼ぶことができるんです！
リング６ｍ×６ｍ 天井高４～５ｍ があれば何処にでも出張してくれます。
価格は１９０，０００円〔消費税込〕＊平日料金 からとなっていまして、オプション料金にてザ・グレート・サスケ選手、新崎人生選手も出場可能となっているそうです。
問い合わせ先：みちのくプロレス 担当：宇田川（ウダガワ）さん
TEL．019（687）2431 FAX. 019（681）2082 info@michipro.jp
そして、忘れてはならないのが、東北大震災後にとった彼らの行動です。
「みちのくプロレス」のレスラー自身も被災している中、東北の被災者のことを考え、予定されていた九州遠征をあえておこない、被災者のために動いてくれました。
島原市復興アリーナで「大震災復興チャリティ大会」を開催したのですが、その当時は震災の影響で高速道路が使用できなかったので、新潟経由で3日間かけて島原入りしたそうです。
「地元にいても今は手も足もでない。だとしたら何ができるのか？」、
と遠征中止も検討したそうですが、ザ・グレート・サスケ選手（４１）らは、悩んだ末、自分たちにできる支援の道を選びました。
試合前には被災による犠牲者への追悼の黙とうを行い、サスケ選手の
「みちのくは、東北は、永遠に不滅だー！」
という叫びから始まり、遠征初日の２３日夜、長崎県の島原復興アリーナで激しいファイトを披露してくれました。
その試合後には、募金箱を持ったレスラーが熱い思いを抱き、一人一人と握手しました。
１万円札や、手にいっぱいの硬貨を入れた方もいたそうです。
「我々も被災者だけど、より被害の重い人を助けないで九州に来ることはデリケートな問題だった。でも来てよかった。頂いた温かい声援を東北にもって帰りたい」
との談話に同じ日本人として、彼等のことを誇りに思わない人はいないと思います。
頑張れ東北、頑張れ日本、そして、がんばれ我らのみちのくプロレス！
