井草八幡宮は、青梅街道沿い、早稲田通り沿いにあり、都内でも有数の広大な社叢を誇ります。この地域一帯は遅野井とも称され、明治期までは遅野井八幡宮とも呼ばれていました。
源頼朝が起請(文治5年)して霊験を得、手植し奉献したと伝えられる老松「天然記念物-井草八幡の松」(高さ約40m)がありましたが、1973年(昭和48年)に枯れてしまいました。何かご神意があるのでしょうか?
現在その樹根の一部が当社回廊に飾られていて、アニメ 〈物語〉シリーズにて作中の北白蛇神社のモデルにもなっている事で有名です。
ご祭神は八幡大神【応神天皇】が祀られています。
縄文期から人々が生活していた此の地に神が祀られ、神社としての形態をととのえたのは平安時代末期といわれています。
当初は春日神を祀っており、源頼朝が奥州討伐の折、八幡神を合祀して戦勝を祈願して以来八幡宮を合祀し、後年春日社を末社として奉斎するようになりました。
文明9年には太田道灌が石神井城の豊島氏を攻むるに当たり、戦勝祈願をしたと云い伝えられています。
江戸幕府三代将軍の徳川家光は、寺社奉行井上正利をして社殿を造営し、 慶安2年に朱印領六石を寄進しています。
以降幕末まで歴代将軍から朱印地の寄進があり、その頃、氏子崇敬者により、石燈篭、石鳥居、狛犬、手水盤などが奉献されました。
明治以降も氏子崇敬者によって社殿の改修や増築が繰り返され、同時に植林も行われたということです。
皆さまの気になるご利益としては、
○落ち着きを取り戻せる氣
○新しいことへのエネルギーの注入
○勝負運アップ
○接戦時に力が倍加
○困難や後ろめたさをリセット
○再起
○出会い
更に手水舎で、瀬織津比咩神(せおりつひめのかみ)、速開津比咩神(はやあきつひめのかみ)、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、速佐須良比咩神(はやさすらひめのかみ)の四神に祓いの祝詞をあげてから拝殿に進むと良いとされています。
手水舎のところに祓戸の大神を祀っているので、まず、そこで祓戸の大神のご開運を祈り、それから拝殿に行くようにすると、ご神徳をいただきやすくなるそうです。
他の神社でも、祓戸の大神を祀っている場合は、最初に参拝するとよいでしょう。
祓戸の大神とは、セオリツヒメ、ハヤアキツヒメ、イブキドヌシ、ハヤサスラヒメの四神の事です。
更に更に
○黄金色に輝く神様がいらっしゃる。
○身近な事柄で起きたもめごとを速やかに平和に解決してくれる。
○失敗した時に再起するチャンスを与えてくれる。
○意欲を8倍にして接戦の勝負に勝たせてくれる。
というご神徳もあるそうですので、参拝しないのは勿体なさすぎますね。
近くに行った時に参拝するのではなく、わざわざ足を運ぶところに、更なるご利益がいただけるのではないでしょうか?