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格闘技の「聖地」後楽園ホール
後楽園ホールは、プロレスやボクシング、キックボクシングなどの格闘技の興行が多く行われていることから、「格闘技の聖地」、「格闘技のメッカ」と呼ばれ、多くの格闘ファンが足繁く通っている。
ボクシング
日本で行われるプロボクシングの試合は、4回戦から世界戦まで行われており、一年間で行われる試合の半数が後楽園ホールで行われている。 後楽園ホールで行われた初の世界戦は、1970年8月23日のWBA世界ジュニアライト級王者 小林弘の5度目の防衛戦となるアントニオ・アマヤ戦。
女子の世界戦の大半は後楽園ホールでの開催がほとんど。
毎年、全日本新人王決定戦(東日本新人王決定戦も)なども行われています。 後楽園ホールは、日本プロボクシングにとって重要な会場となっているため、後楽園ホールでの引退セレモニーはタイトル獲得者あるいは功労者と認められた選手のみとされているそうです。
モハメド・アリやマイク・タイソンの公開スパーリングにも使われたり、『あしたのジョー』や『はじめの一歩』など漫画作品でも後楽園ホールは数多く登場しています。
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プロレス
後楽園ホールの初プロレス興行は1966年11月25日 日本プロレスだった。この日のメインイベントはジャイアント馬場VSルイス・ヘルナンデスの3本勝負だった。
1972年11月6日には全日本プロレスが日本プロレス以外のプロレス団体では初めて後楽園ホールで興行し、プロレス興行は日本プロレスが崩壊するまで日本プロレスが独占的に使用していましたが、日本プロレス崩壊後は各団体が後楽園ホールでの興行を続々開始。
国内の主要プロレス団体は定期的に興行を組んでいる。 《国内のプロレス団体の一部》
後楽園ホールに行ったら見てみて
プロレス定番の反則技パイプ椅子を使った乱闘等でパイプ椅子を破壊した場合、1脚5000円程で興行の主団体が弁償しているそうです。
団体が弁償していると思いながら、パイプ椅子乱闘を見ると違う視点で見れて楽しくなりますね。
1階までの非常階段の壁にはファンが選手に対しての応援や非難の落書きを無数に書いています。
ちょっとした名所?となっているので、後楽園ホールに行ったときはちょっと覗いてみるといいかもしれません。
ただ、この落書きは消すのが追いつかないだけなので、決して落書きが許されているわけではありません。
実はテレビ収録やイベントにも使われる多目的ホール
格闘技の会場として親しまれている「後楽園ホール」は、実は広く様々なイベントに利用できる多目的ホールなのです。 また、同じ階にはコンパクトなサイズの貸しホール「後楽園ホール展示会場」もあります。
後楽園ホールのテレビ収録で定番なのが『笑点』。 『笑点』も長寿番組なので、日本の文化といってもいい番組。 この『笑点』が毎月後楽園ホールで公開収録されています。
その他にもたくさんの番組が後楽園ホールを使ってテレビの収録をしていますが、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の企画「山崎vs.モリマン」のようにリングを設置して公開収録を行う場合もあります。
その他には、ソシアルダンスの競技会やファッションショー、PRイベント、新商品の記者発表、映画の試写会等にも使われてます。
アクセス
<所在地> 〒112-0004 東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F <電車> ・JR「水道橋駅」西口 ・都営地下鉄三田線「水道橋駅」A2出口 ・東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口 ・都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口 <車> 首都高速5号線で池袋・高島平方面からは「飯田橋ランプ」 銀座・新宿方面からは「西神田ランプ」で降り、外堀通りを秋葉原方面へ。 駐車場についてはコチラ。