金魚が華麗に舞う幻想的な非日常空間で日本の夏を堪能
東京・日本橋の日本橋三井ホールで、水族アート展覧会「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2019 ~江戸・金魚の涼~ & ナイトアクアリウム」が今年もスタートしました。
江戸時代から庶民の文化として親しまれてきた金魚を中心に、観賞魚が芸術作品のような水槽の中を泳ぐ姿が楽しめる毎年人気のイベントです。
2011年の初開催以来、長く愛されてきたアートアクアリウムですが、残念ながら日本橋三井ホールでの開催は今年2019年が最後ということもあり、金魚の数は1万匹以上、作品数も過去最大規模で展開されます。
伝統的な日本の涼を現代風にアレンジし、幻想的かつ壮大な芸術作品と金魚達のコラボレーションが楽しめます。
そして、現在までの集大成となる代表作品も多数登場します。
作品を彩る金魚の数は合計1万匹を超え、作品数・金魚の数ともに過去最大規模での展示会です。
アートアクアリウムの象徴

出典:http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/
人気の巨大金魚鉢シリーズの3作品〈花魁〉〈大奥〉〈超・花魁〉と蓮をモチーフとした約4m四方の荘厳な作品〈ロータスリウム〉が初めて同一会場に展示されています。

出典:http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/
花魁(Oiran)
高さ2.4m・最大直径2mの世界最級の金魚鉢。
この大きな金魚鉢は、江戸の遊郭。
この中で泳ぐ約1,000匹の金魚たちは、花魁と花魁を目指す女郎たち。
遊郭の中でしか生きられない花魁や女郎たちの世界が表現されていて、江戸の花街の艶やかさは、金魚鉢を照らす七色に変化するライティングによって演出。

出典:http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/
大奥(OoOku)~御殿スペシャルバージョン~
花魁の流れをくんだ、約3mの巨大金魚鉢シリーズの複合的な超大作。
妖艶に泳ぐ金魚を美を競い合い豪華絢爛な世界にいながら、どこかはかなげな大奥の女性たちの生き様と重ね合わせた、江戸を象徴する大奥を御殿スペシャルバージョンとして展示されています。

出典:http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/
超・花魁(Super Oiran)
10年に渡り、主役の座に存在し続けた、花魁(Oiran)を超越した「超」が付くにふさわしい最高峰の花魁です。
3,000匹の金魚が舞泳ぎ、神の領域の美しさを兼ね備え、伝説になることを約束された、まさに世界最大の金魚鉢。
超・花魁を見た人は圧倒されること間違いなしです。

出典:http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/
ロータスリウム(Lotusrium)
約4m四方で神秘的な雰囲気を漂わせ、夏の季語としてもつかわれる「蓮」をモチーフにした作品。
「蓮」の美しくもはかない様と金魚の生きざまを重ね合わせ、両者が織りなす、華麗で優美な世界が堪能できます。
この4大作品のそれぞれのオリジナル楽曲をマッシュアップし、作品と音楽が調和する演出に新たに挑戦。
光と音がリンクする新しい演出が加わり、より非日常的な“涼”の世界観を演出しています。

出典:http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/

出典:http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/
メインフロアの全作品が、15分に1度、一斉に真っ赤に染まり、大奥から放たれるレーザー光線が後光を連想させ、江戸時代の花街に迷い込んだかのような気持ちにさせてくれます。
ナイトアクアリウム

出典:http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/

出典:https://images.app.goo.gl/UNNnJfYv3ouyvuPN9
19:00からはナイトアクアリウムが開催され、週末には日本の伝統芸能やDJプレイなどのスペシャルステージ、大衆演劇の花魁ショーも楽しめます。
会場内の「金魚バー」で、アートアクアリウム・オリジナルの「金魚カクテル」、日本酒「獺祭」、モヒート、ビール、ソフトドリンクなどが用意されているので、ドリンクを楽しみながら展示を鑑賞することも出来ます。
獺祭(だっさい)ナイト

出典:https://images.app.goo.gl/UNNnJfYv3ouyvuPN9
毎週木曜日19:00~23:00、会場内に獺祭バーが現れ、獺祭ナイトが開催されます。
美しい金魚たちのアートアクアリウムと人気の日本酒「獺祭」のマリアージュをゆったりと体感することができます。
獺祭スパークリング
今回、コレド室町に隣接している福徳神社で会期中お祭りが開催されており、神社併設の茶屋「英遊齋水戯庵」でも会期中「獺祭スパークリング」を中心に楽しむことができます。

出典:https://www.instagram.com/
「獺祭フォトコンテスト」も開催されており、 会期中に @dassaisake のInstagramのアカウントをフォローし、 #dassai_aquarium のハッシュタグをつけて獺祭を楽しんでいる素敵な写真をアップした方の中から3名に「獺祭磨きその先へ」の720ミリボトルがプレゼントされる企画も用意されています。
ECO EDO 日本橋
日本橋・八重洲・京橋でひと涼み。と題して、
江戸時代に育まれた“涼”をとる生活の知恵や工夫を現代流にアレンジした様々なイベントを日本橋で開催しており、アートアクアリウムもそのイベントの1つ。

出典:https://www.fashion-press.net/news/37983
水戯庵
アートアクアリウムアーティストが手掛けるコレド室町の劇場型レストラン&ラウンジ「水戯庵」では、金魚がモチーフのメニューを味わいながら能や狂言、日本舞踊をはじめとする伝統芸能が楽しめます。

出典:https://www.nihonbashi-tokyo.jp/ecoedo2019/
金魚大提灯参道
福徳神社に続く参道「仲通り」には、両脇に金魚柄の提灯が掲げられた「金魚大提灯参道」がお目見え。
今年はさらに、「水の流れ」をテーマにした光と音で夏の涼や季節の変化を表現するデジタルアート「Summer Scroll」も登場と見所満載。
会期中の前半[7月5日(金)~8月18日(日)]と後半[8月19日(月)~9月23日(月・祝)]で異なる演出を実施する予定。

出典:https://www.nihonbashi-tokyo.jp/ecoedo2019/
森の風鈴小径
福徳神社から福徳の森へと続く小径の両側には約200個の江戸風鈴が飾り付けられて「森の風鈴小径」が登場。 夜19時から23時の間にはライトアップ演出が加わり、夏の夜を涼しげに彩られます。
インフォメーション
イベント名 | ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2019 ~江戸・金魚の涼~ &ナイトアクアリウム |
開催場所 | 日本橋三井ホールナイト 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-2-1COREDO室町1 / 5F(エントランス4F) |
問合せ先 | アートアクアリウム運営事務局 03-3270-2590 |
開催期間 | 2019年7月5日(金)~ 9月23日(月・祝日) |
開催時間 | アートアクアリウム 11:00-19:00 ナイトアクアリウム 19:00-下記各曜日に準ずる ※日-金曜日 11:00-22:30(最終入場 22:00) ※土・祝前日 11:00-23:30(最終入場 23:00) |
スペシャルイベントについて | 【注意!】 ・スペシャルイベント開催日は、開催時間が異なる ・完全入替制のため『アートアクアリウム』および『ナイトアクアリウム』への入場は、11:00-21:00(最終入場 20:30) ・完全入替制のため、入場には事前にセブンチケットおよび 全国のセブン-イレブン店頭マルチコピー機で 〈専用入場券〉の購入が必要。 専用チケットの購入についてはこちらをクリック! ・スペシャルイベント以外のDJ・出演者に関しては、通常の入場料金で入場できますが、出演者により混雑が予想されます。 |
最寄り駅 |
【東京メトロ】 【JR】 |
駐車場 | ○日本橋三井ホール/橋楽亭/囲庵には専用駐車場はなし。 ○車場合は、COREDO室町2地下、 COREDO室町駐車場の利用可。 (駐車割引等のサービスなし) ・営業時間6時~26時 料金250円/30分(上限なし) |
入場料 | 一般的(中学生以上):当日券 1000円 子供(4才以上小学生以下):当日券 600円 ※3才以下は無料 |
公式HP | http://artaquarium.jp/nihonbashi2019/ |
GoogleMap
住所
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-2-1※目的地をクリックすると住所や電話番号、目的地経路の検索が表示されます。